健診でコレステロール・中性脂肪を指摘されたら|脂質異常症の受診目安|たつの市の内科・消化器内科・訪問・小児科|なかむら内科・消化器クリニック

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健診でコレステロール・中性脂肪を指摘されたら|脂質異常症の受診目安

健診でコレステロール・中性脂肪を指摘されたら|脂質異常症の受診目安|たつの市の内科・消化器内科・訪問・小児科|なかむら内科・消化器クリニック

脂質異常症の確認に関わる血管・コレステロール・血液検査のイメージ

健診でコレステロール・中性脂肪の異常を指摘された方へ

症状がなくても、健診結果をそのままにしないでください

脂質異常症は自覚症状がほとんどありません。1回の数値だけで治療内容が決まるわけではありませんが、動脈硬化の危険度を確認するため、健診で「要受診」「要精密検査」とされた方は結果を持ってご相談ください。

  • LDLコレステロールが高いと言われた
  • HDLコレステロールが低いと言われた
  • 中性脂肪(トリグリセライド)が高いと言われた
  • 治療を中断している、薬や通院を見直したい

初診・一般外来をWEB予約する

健診結果、お薬手帳、過去の検査結果があればお持ちください。

脂質異常症は3つの数値を確認します

脂質異常症は、以前「高脂血症」と呼ばれていた病気です。LDLコレステロールや中性脂肪が高い場合だけでなく、HDLコレステロールが低い場合も含みます。

LDLコレステロール

増えすぎると血管壁にたまり、動脈硬化に関係します。一般に「悪玉コレステロール」と呼ばれます。

HDLコレステロール

血管壁にたまったコレステロールを回収する働きがあります。低い値が動脈硬化の危険因子になります。

中性脂肪(TG)

食事、飲酒、体重、糖尿病などの影響を受けます。採血が空腹時か随時かでも基準が異なります。

LDLコレステロール140mg/dL以上
HDLコレステロール40mg/dL未満
中性脂肪(空腹時)150mg/dL以上
中性脂肪(随時)175mg/dL以上
non-HDLコレステロール170mg/dL以上

これらは一般的な診断基準です。薬を始める基準や目標値は同じではありません。年齢、血圧、糖尿病、喫煙、腎臓病、心筋梗塞・脳梗塞の既往などを合わせて判断します。

受診を考える目安

健診で受診を勧められた「要受診」「要精密検査」と記載されている、または前年より数値が悪化している場合。
ほかの危険因子がある高血圧、糖尿病、喫煙、肥満、腎臓病などがあり、脂質の異常も指摘された場合。
LDLがかなり高い若い頃からLDLが高い、またはご家族にもコレステロールが高い方がいる場合。
治療を中断している薬がなくなった、通院が途切れた、副作用が心配で自己判断により中止している場合。

脂質異常症は症状だけでは判断できません。健診結果を捨てずに、そのままお持ちください。

診察では数値と全体の危険度を確認します

1

結果と経過を確認

今回と過去の検査値、空腹時か随時か、体重、食事、飲酒、運動、喫煙、現在の薬を確認します。

2

必要な検査を検討

脂質の再検査に加え、血糖、肝機能、腎機能などを状態に応じて確認します。甲状腺など別の病気が関係していないか調べる場合もあります。

3

治療目標を決める

心臓・脳・血管の病気の既往や、血圧、糖尿病、喫煙、家族歴などを合わせ、生活改善と薬の必要性を判断します。

健康診断そのものをご希望の方は、予防接種・健診ページをご確認ください。

治療は生活と危険度に合わせます

治療の目的は数値だけを下げることではなく、将来の心筋梗塞や脳梗塞などを起こしにくくすることです。必要な目標と治療は、一人ひとり異なります。

食事

肉の脂、加工肉、バターなどに偏らず、魚、大豆、野菜、海藻などを組み合わせます。中性脂肪が高い方は、甘い飲み物や飲酒量も確認します。

運動・体重

体力や持病に合わせ、歩行など続けやすい活動を増やします。急に強い運動を始めず、無理のない方法を相談します。

脂質の種類と全体の危険度に応じて薬を選びます。筋肉痛など気になる症状がある場合も、自己判断で中止せずご相談ください。

生活を変えても十分に下がらない方や、遺伝的な体質、心臓・脳・血管の病気がある方では、薬による治療が重要になることがあります。

家族性高コレステロール血症に注意が必要です

生活習慣だけが原因とは限りません

家族性高コレステロール血症(FH)は、生まれつきLDLコレステロールが高くなりやすい病気です。日本人成人のおよそ300人に1人とされ、若いうちから動脈硬化が進むことがあります。

LDLコレステロールが非常に高い、ご本人やご家族が若くして心筋梗塞・狭心症を発症した、治療しても数値が高い場合は、家族歴を含めてご相談ください。

よくある質問

健診で1回高かっただけでも受診が必要ですか?

採血条件や一時的な変化の影響を受けることがあります。ただし、判定や数値、過去の結果によって対応が異なるため、「要受診」「要精密検査」の場合は結果を持ってご相談ください。

再検査は空腹時に受ける必要がありますか?

中性脂肪は食事の影響を受け、空腹時と随時で基準が異なります。必要な採血条件は目的によって変わるため、予約時または診察時の案内に従ってください。

卵や肉は食べてはいけませんか?

特定の食品を一律に禁止するのではなく、検査値、食事全体、ほかの病気を見ながら調整します。極端な制限を始める前にご相談ください。

薬を始めたら一生飲み続けますか?

必要な期間は原因、危険度、治療後の経過で異なります。数値が下がっても薬の効果による場合があるため、自己判断で中止せず診察で相談してください。

ほかの医院で治療中でも相談できますか?

転居や通院事情などで治療継続をご希望の場合は、お薬手帳と検査結果をお持ちください。治療内容を確認し、対応可能な範囲をご案内します。

たつの市・太子町で脂質異常症の相談先をお探しの方へ。相生市、姫路市、赤穂市など周辺地域の方もご相談いただけます。高コレステロール血症、高脂血症、中性脂肪の高値を指摘された方は、健診結果をお持ちください。