高血圧|たつの市の内科・消化器内科・訪問・小児科|なかむら内科・消化器クリニック

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高血圧

高血圧|たつの市の内科・消化器内科・訪問・小児科|なかむら内科・消化器クリニック

自宅で上腕式血圧計を使って家庭血圧を測る男性

健診で血圧が高いと言われた方へ

健診で「血圧が高い」と言われても、頭痛やめまいがなければ、そのままにしてしまう方は少なくありません。しかし、高血圧は自覚症状がほとんどないまま血管に負担をかけることがあります。

まずは家庭血圧を朝と夜に測って記録しましょう。診察室で140/90mmHg以上、家庭で135/85mmHg以上が繰り返す場合は、高血圧の可能性があります。 1回の測定だけで診断は決まりませんが、健診結果を放置せず、内科へご相談ください。

受診までに準備したいものは次の3つです。

  • 健診結果や最近の血液検査結果
  • 5〜7日程度の家庭血圧の記録
  • お薬手帳(市販薬・サプリメントを含む)

高血圧を放置するリスク

高血圧が続くと、全身の血管に少しずつ負担がかかります。その結果、脳卒中、心筋梗塞、心不全、慢性腎臓病などの発症リスクが高まります。

「体調がよいから大丈夫」とは限りません。症状が出てからではなく、血圧の数値を手がかりに早めに見つけ、生活習慣と必要な治療を続けることが大切です。

高血圧だけでなく、糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙などが重なると、心臓や血管の病気のリスクはさらに高くなります。当院では、血圧だけをみるのではなく、健診結果やこれまでの病歴も確認しながら総合的に判断します。

家庭血圧の正しい測り方

家庭血圧は、診察室だけでは分からない普段の血圧を知るために役立ちます。上腕にカフを巻くタイプの血圧計を使い、次の条件で測りましょう。

  • 起床後1時間以内
  • 排尿を済ませ、朝食や服薬の前
  • 椅子に座って1〜2分安静にしてから測る

  • 就寝前
  • 入浴、飲酒、喫煙の直後を避ける
  • 朝と同じ姿勢で測る

毎回1〜2回測り、低い値だけを選ばず記録してください。測定中は会話をせず、足を組まず、カフを巻いた腕を心臓の高さに置きます。血圧手帳やスマートフォンの記録を受診時に見せていただくと、診断や治療の判断に役立ちます。

病院では高く自宅では正常な「白衣高血圧」や、病院では正常でも自宅で高い「仮面高血圧」があります。そのため、家庭での記録が重要です。

高血圧の基準と当院での確認

診断基準と治療目標の違い

高血圧の診断に使う目安は、診察室血圧140/90mmHg以上、家庭血圧135/85mmHg以上です。一方、治療を始めたあとの目標は、診断基準より低く設定されます。

日本高血圧学会の「高血圧管理・治療ガイドライン2025」では、多くの成人で診察室血圧130/80mmHg未満、家庭血圧125/75mmHg未満を目標としています。ただし、年齢、立ちくらみ、持病、服薬状況などによって、安全な目標や下げ方は異なります。

数値だけを見て薬を増減したり、自己判断で服用を中止したりせず、家庭血圧の記録をもとに医師と相談しましょう。

当院で確認すること

初診では、健診値と家庭血圧、食事、運動、飲酒、睡眠、喫煙、服薬状況、ご家族の病歴などを確認します。そのうえで、必要に応じて血液検査、尿検査、心電図などを行い、糖尿病、脂質異常症、腎臓病といった合併症や関連するリスクを評価します。

若い方で急に血圧が上がった、複数の薬を使っても下がらない、いびきや日中の眠気が強いといった場合は、腎臓やホルモンの病気、睡眠時無呼吸症候群などが血圧上昇に関係していないかも検討します。専門的な検査や治療が必要な場合は、適切な医療機関へご紹介します。

続けやすい治療を一緒に考えます

高血圧の治療は、生活習慣の見直しと、必要に応じた薬物療法を組み合わせます。

生活習慣では、高血圧の方は食塩を1日6g未満に近づけることが勧められます。いきなりすべてを変えるのではなく、次のような取り組みから始めると続けやすくなります。

  • めん類の汁を残す
  • 漬物、加工食品、汁物の回数を見直す
  • 体重を定期的に確認する
  • 体調に合わせて歩く時間を増やす
  • 飲酒量と休肝日を見直す
  • 睡眠を整え、禁煙に取り組む

腎臓病などがある方は、野菜や果物に含まれるカリウムを制限する場合があります。自己流の食事療法ではなく、持病に合わせて相談してください。

薬が必要な場合も、年齢、腎機能、ほかの病気、生活時間などを考慮して選びます。副作用が気になる、飲み忘れが多い、薬が増えて不安といったことも遠慮なくお伝えください。

すぐ受診が必要な症状

血圧が非常に高く、胸の痛み、息苦しさ、突然の激しい頭痛、片側の手足の動かしにくさ、ろれつが回らない、意識がもうろうとするなどの症状がある場合は、緊急の病気が隠れている可能性があります。ためらわず119番へ連絡してください。

症状がなくても、180/110mmHg以上のような非常に高い値が繰り返す場合は、放置せず早めに医療機関へご相談ください。

高血圧のよくある質問

1回だけ高かった場合も受診が必要ですか?
緊張、寒さ、運動、睡眠不足などで一時的に上がることがあります。数日間、朝と夜に家庭血圧を測って記録してください。高い値が続く、または健診で繰り返し指摘されている場合は受診をご検討ください。
頭痛がなければ高血圧ではありませんか?
高血圧は症状がないことが多く、頭痛の有無だけでは判断できません。家庭血圧と診察室血圧を確認することが大切です。
血圧が下がったら薬をやめてもよいですか?
薬の効果で下がっている可能性があります。急に中止すると血圧が上がることがあるため、自己判断で中止せず医師に相談してください。
病院だけ血圧が高くなります。治療は必要ですか?
白衣高血圧の可能性がありますが、将来高血圧へ移行することもあります。家庭血圧を記録し、ほかのリスクも含めて定期的に確認します。

たつの市周辺で高血圧が気になる方へ

健診で血圧を指摘された方、家庭血圧が高い方、治療を中断している方は、症状がなくても一度ご相談ください。たつの市、太子町、相生市、姫路市、赤穂市からも受診いただいています。

内科・生活習慣病の診療についてはこちら

受診時は、健診結果、家庭血圧の記録、お薬手帳をお持ちください。

参考情報

※本記事は一般的な医療情報です。診断や治療は、年齢、症状、既往歴などによって異なります。