
健診で便潜血陽性と言われた方へ
陽性は「大腸がんの確定」ではありません。原因を確かめるためのサインです。
痔がある、症状がない、2回のうち1回だけ陽性だった場合も、自己判断で終わらせず医療機関へご相談ください。
1回だけ陽性でも精密検査が必要です
便潜血検査は通常、日を変えて2回採便します。病変からの出血は毎日続くとは限らないため、2回のうち1回でも陽性なら精密検査の対象です。
陽性の原因には痔などもありますが、大腸ポリープ、大腸がん、炎症性腸疾患などが隠れていることもあります。便潜血検査だけでは、出血している場所や原因までは分かりません。
痔があっても自己判断しないでください
便潜血検査では、痔からの出血と大腸の病変からの出血を区別できません。痔がある方にも、大腸の病気が同時に存在する可能性があります。
陽性後にやり直して陰性になっても、大腸の病気を否定したことにはなりません。
便潜血陽性後の精密検査は、一般に全大腸内視鏡検査(大腸カメラ)が基本です。年齢、持病、服用中の薬、以前の検査結果などで判断が異なることがあるため、まず受診してご相談ください。
結果用紙を受け取ったらすること
結果用紙とお薬手帳を用意し、受診時にお持ちください。服薬は自己判断で中止しないでください。予約方法や受診の流れは、便潜血陽性後の受診・精密検査のご案内をご確認ください。
検査の準備や方法は大腸カメラのご案内で確認できます。
陰性でも症状がある場合はご相談ください
便潜血検査は大腸がん検診として重要ですが、採便時に出血していなければ陰性になることがあります。陰性でも、次のような場合は検診結果だけで判断せず受診してください。
- 目で見て分かる血便がある
- 腹痛や便通の変化が続いている
- 原因不明の貧血や体重減少を指摘された
- ご本人またはご家族に大腸がん・大腸ポリープの既往がある
40歳以上の方には年1回の便潜血検査が勧められています。大腸カメラを受けるかどうかは、症状、既往歴、家族歴、これまでの検査歴を踏まえて医師と相談します。
よくある質問
2回のうち1回だけ陽性でした。受診は必要ですか?
はい。1回だけでも陽性なら精密検査の対象です。もう一度便潜血検査をして判断するのではなく、結果を持ってご相談ください。
痔から出血しただけだと思います。それでも大腸カメラは必要ですか?
便潜血検査では出血源を区別できません。痔があることだけを理由に精密検査を省略せず、まず診察を受けてください。
症状がなくても検査を受ける必要がありますか?
早期の大腸がんやポリープでは、自覚症状がないことがあります。症状がない場合も、陽性結果を放置しないことが大切です。
最近、大腸カメラを受けました。もう一度必要ですか?
前回の検査時期や結果、現在の症状によって判断が異なります。前回の検査結果が分かるものをお持ちください。
大腸カメラの前処置や痛みが心配です
前処置の方法や鎮静剤の使用については、診察時に確認できます。持病や服用中の薬がある方は、安全のため事前にお知らせください。
たつの市・太子町・相生市・姫路市・赤穂市周辺で健診結果にお困りの方は、結果用紙をお持ちのうえご相談ください。




