健診で尿蛋白を指摘されたら|原因・再検査・受診目安|たつの市の内科・消化器内科・訪問・小児科|なかむら内科・消化器クリニック

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健診で尿蛋白を指摘されたら|原因・再検査・受診目安

健診で尿蛋白を指摘されたら|原因・再検査・受診目安|たつの市の内科・消化器内科・訪問・小児科|なかむら内科・消化器クリニック

尿検査カップと試験紙で尿蛋白検査を表した医療イラスト

健康診断で尿蛋白陽性を指摘された方へ

尿蛋白は、一時的な変化か腎臓の病気のサインかを再検査で確認します

尿蛋白(尿たんぱく)は、本来は血液中に保たれる蛋白が尿へ多く漏れている状態です。発熱や激しい運動などで一時的に陽性になることもありますが、腎臓の病気や高血圧・糖尿病に伴う変化が隠れる場合があります。自覚症状がなくても、健診結果を持って内科へご相談ください。

1回だけで病名は決まりません体調や採尿条件を整えて再検査します
eGFRが正常でも確認尿蛋白は腎機能低下より先に現れることがあります
1+以上は受診の目安健診の判定に従い、医療機関で再検査を受けます

尿蛋白「±・1+・2+」は何を示す?

健診では一般に試験紙を尿につけ、蛋白の濃度を「−、±、1+、2+、3+」などで判定します。数字が大きいほど蛋白濃度が高い傾向がありますが、尿が濃い・薄いといった水分状態の影響を受けるため、試験紙の結果だけで正確な量や病名は決まりません。

「±」だった場合

採尿条件や過去の結果、血圧、糖尿病などを確認します。健診の指示に従い、繰り返す場合は医療機関へご相談ください。

「1+」以上だった場合

日本腎臓学会は健診受診者の尿蛋白1+以上を医療機関への受診勧奨基準としています。自覚症状がなくても再検査を受けましょう。

クレアチニンやeGFRが基準内でも放置しないことが大切です。蛋白尿など腎障害を示す所見が3か月を超えて続けば、eGFRが60以上でも慢性腎臓病(CKD)に該当することがあります。

尿蛋白が陽性になる主な原因

一時的な蛋白尿

発熱、激しい運動、脱水、強いストレスなどの後に一時的に出ることがあります。若い方では、立って活動している間だけ出る起立性蛋白尿もあります。

腎臓そのものの病気

慢性糸球体腎炎など、血液をろ過する糸球体の病気で蛋白が漏れることがあります。血尿を伴う場合もあります。

高血圧・糖尿病など

高血圧や糖尿病が続くことで腎臓に負担がかかり、尿蛋白・尿アルブミンが現れることがあります。

尿路の炎症や採尿時の混入

膀胱炎などの尿路感染、月経血やおりものの混入などで判定へ影響する場合があります。採尿時の状況を医師へ伝えてください。

受診の目安

尿蛋白1+以上、尿蛋白と尿潜血の両方が陽性、eGFR低下やクレアチニン高値を伴う、血圧や血糖が高い、前年から繰り返している場合は、医療機関での確認が必要です。「±」でも2年続く場合などは受診が勧められるため、結果票の判定を確認してください。

医療機関で行う再検査

  1. 尿検査をもう一度行う体調や採尿条件を確認し、一時的な陽性か、持続しているかを見ます。
  2. 尿蛋白の量を確認する必要に応じて尿蛋白/クレアチニン比などを測り、尿の濃さの影響を補いながら蛋白量を評価します。
  3. 尿潜血・尿沈渣を確認する赤血球などを調べ、腎臓や尿路の病気を考える手がかりにします。
  4. 血液検査・血圧・持病を確認するクレアチニン、eGFR、血糖などを合わせて確認し、必要に応じて超音波検査や専門医紹介を検討します。

再検査の採尿で気をつけること

指定があれば早朝第一尿を使う

起床後、活動する前の尿を用いることで、運動や起立の影響を減らせます。医療機関から指定された方法に従ってください。

激しい運動・発熱・月経を伝える

結果へ影響する可能性があります。検査日を自己判断で変更せず、受付や医師へ状況を伝えてください。

中間尿を採る

可能であれば最初の尿を少し流し、途中の尿を容器へ採ります。容器の内側には触れないようにします。

よくある質問

尿蛋白が出たら腎臓病ですか?

一時的に陽性になる場合もあり、1回だけでは診断できません。ただし持続する蛋白尿は腎臓病の手がかりになるため、再検査が大切です。

尿が泡立つのは尿蛋白ですか?

勢いよく排尿した場合や尿が濃い場合にも泡立ちます。見た目だけでは判断できないため、尿検査で確認します。

eGFRが正常なら心配ありませんか?

eGFRが正常でも、蛋白尿が持続すればCKDに該当する場合があります。尿検査と腎機能の両方を確認します。

水を多く飲んでから再検査すべきですか?

大量の水で尿を薄めると正しく評価できないことがあります。普段どおりを基本に、医療機関から指示された採尿方法に従ってください。

健診結果を持って一般外来へ

尿蛋白は、一時的な変化か、持続する腎臓の変化かを確認することが大切です。デジスマ診療の「初診・一般外来」からご予約ください。

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