便潜血検査
便潜血検査とは?
便潜血検査とは、便の中に目には見えないほど微量に混ざった血液(潜血)を検出する検査です。大腸がんをはじめ、大腸ポリープ、炎症性腸疾患、憩室などによる出血が原因となることがあります。
検診などで広く行われている検査であり、特に症状のない段階で大腸がんの兆候を見つけることができる、非常に有効なスクリーニング検査です。
便潜血検査が陽性だった方へ
便潜血検査が「陽性」と判定された場合は、「大腸のどこかで出血が起きている可能性がある」というサインです。ただし、必ずしも「がんがある」というわけではありません。痔や月経による出血などが原因のこともあります。
それでも、大腸ポリープや大腸がんなど、重大な疾患の早期発見につながる可能性があるため、便潜血検査が陽性の際は必ず大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けることが重要です。
大腸カメラでわかる病気
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大腸がん(特に早期発見が重要)
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大腸ポリープ(がんの前段階といわれます)
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潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患
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憩室出血
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痔核 など
大腸カメラでその場で治療も可能です
当院では、大腸カメラでポリープや早期がんが見つかった場合、その場で切除する日帰り手術が可能です。
この「内視鏡的大腸ポリープ切除」は厚生労働省が定める「短期滞在手術基本料1」の施設基準を満たしており、患者様に安心して治療を受けていただける環境を整えています。
ポリープの切除は将来の大腸がんを予防する非常に重要な治療です。
検査が「陰性」だった方も注意が必要です
便潜血検査では、がんやポリープが存在していても出血がなければ検出できないため、陰性=絶対に異常がないとは限りません。
事実、早期の大腸がんのうち約半数、進行がんの約1割が便潜血検査で陰性となると報告されています。
特に以下に該当する方は、陰性でも大腸カメラ検査を受けておくことをおすすめします。
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40歳以上の方
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ご家族に大腸がんの既往がある方
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腹痛・便通異常などの症状がある方
当クリニックの大腸カメラについて
当院では、経験豊富な日本消化器内視鏡学会専門医の医師と高性能内視鏡機器を使用し、患者様のご負担を最小限に抑えた検査を行っています。
ご希望の方には鎮静剤を使用し、ウトウト眠っているような状態で検査が可能です。全身状態(酸素濃度・心電図など)を常時モニタリングし、安全面にも十分配慮しております。
「大腸カメラは苦しいのでは…」とご不安な方も、ぜひ一度当院へご相談ください。痛みや不快感の少ない大腸カメラ検査を提供しています。
まとめ
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便潜血検査は、大腸がんを早期に発見するための重要なスクリーニング検査です。
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陽性であれば、必ず大腸カメラによる精密検査を受けましょう。
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陰性であっても、症状やリスク因子がある方は検査を受ける価値があります。
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当院では、検査から治療、その後のフォローアップまで一貫して対応しています。
大腸がんは早期発見・早期治療で治癒が望める病気です。
ぜひお気軽にご相談ください。