【令和7年度】帯状疱疹ワクチンの接種助成について
令和7年度より、帯状疱疹ワクチンの予防接種が、一定の年齢の方を対象に、予防接種法に基づく定期接種の対象となります。
また、令和7年度に限り、定期接種の対象外であっても、50歳以上の方については任意接種として助成を受けられます。
■ 帯状疱疹について
帯状疱疹は50歳代から発症率が高くなり、日本では80歳までに約3人に1人が発症するといわれています。
予防のためには、ワクチン接種に加え、日頃からの体調管理や免疫力の維持が大切です。
■ 接種対象者
【定期接種の対象者】
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年度内に65歳となる方
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接種日時点で60~64歳であり、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害があり、日常生活がほとんど不可能な方
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年度内に70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方(※令和7年度〜令和11年度の経過措置)
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年度内に101歳以上になる方(※令和7年度のみ)
【任意接種の対象者】※令和7年度限定
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接種日時点で50歳以上かつ、上記「定期接種」の対象外であり、これまでに助成を受けていない方
■ 過去に帯状疱疹ワクチンを接種された方へ
過去に帯状疱疹ワクチンを接種した方は、原則として定期接種の対象外となります。
ただし、医師の判断により「接種が必要」とされた場合は、定期接種の対象となります。接種をご希望の方は、まずは医師へご相談ください。
■ 助成の内容
助成の対象となるのは、以下のいずれかのワクチンです:
ワクチン名 | ワクチンの種類 | 助成金額・回数 |
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乾燥弱毒生水痘ワクチン(生ワクチン) | 生ワクチン | 4,000円(1回) |
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン) | 不活化ワクチン | 10,000円(2回) |
※定期接種対象者で生活保護受給者の方は、「事務連絡票」があれば**自己負担なし(無料)**で接種できます。
詳しくは、
また、ご不明な点がありましたら、お気軽に当院までご相談ください。